坐骨神経痛の予防には、
◎よく言われております骨盤調整が、効果を発揮します。それも普段から、健康管理の一環として、実践することが重要です。痛みが出てきてからでは、予防になりません。骨盤調整の方法は、非常に簡単ですので、是非実践してみることをお勧めいたします。
実際の方法(まずは脚の長さの測定です。下の絵は、上向きで寝た状態の、見かけの脚の長さの差です。)
具体的な実践方法(痛みが出れば即中止です。自己責任において実行してください。)
◎筋力強化とストレッチ(特に腹筋群・背筋群・下肢の筋肉群)は、リハビリにも使用される方法ですので、当然、坐骨神経痛で苦しむ前から実践する事が重要です。特に骨盤周辺の筋肉と脚の筋肉群は必須です。姿勢を保持し、神経圧迫を、最大限防いでくれます 。
◎食生活(少食を心がける)や姿勢を気をつける(本来の自分の姿勢であること)といった生活習慣は、坐骨神経痛に限らず、健康を維持する上での最低限の法則であり、これらを、おろそかにして、健康を維持することは出来ませんし、坐骨神経痛の予防を行うことは、無駄なことになるでしょう。
また、健康管理は誰もしてくれません。ご自身が実行するのであって、その思考や実践が悪い『気』を封じ込め、坐骨神経痛の予防に、結果的になっていることと思います。
◎他にも沢山の予防法があることと存じますが、ここで、特に大切な要素の一つを掲げておきます。それは、『感染症』です。
風邪の感染は当然ですが、他のウイルスや菌の感染です。「熱が出て、薬で治しました」というのが、大方ではないでしょうか。。しかし、何の自覚症状もないのに、感染症が定着していることもあるのです。
よくあるのは、ヘルペスウイルスです。帯状疱疹や水疱瘡でよく知られているこのウイルスは、完全に消えることは難しいとされています。おおよそ一生涯を通して体内で存在していると思われます。体力低下やその他の要因が整うと、いっせいに暴れ出して悪さをします。
坐骨神経痛は、感染が原因のことも多くあります。ただし、ここでのお話は、単純に坐骨神経痛の自覚症状しかない時の話です。特定のウイルスの診断もつきません。そして一向に治らない坐骨神経痛、繰り返す坐骨神経痛、原因がわからない坐骨神経痛のお話です。
これらは、ウイルスを除去していくような生活習慣が、治療につながり、予防となるかもしれません。坐骨神経痛らしき自覚症状が現れましたら、まずは医療検査を実施して、現状を把握する事から始めなければなりません。